◆年会費無料カード　クレジットカードを利用するためには基本的に年会費を支払う必要がありますが、最近では年会費無料のカードが増えています。

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初年度の年会費が無料で次年度から年会費がかかるというサービスは、ほとんどのクレジットカードで行われています。また条件付きで次年度の年会費無無料になるカードもあります。

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年に1回の利用や一定金額以上の利用をすると次年度の年会費が無料になるのです。年1回の利用というのは休眠カードになるのを避けるための方策です。年会費無料カードは作ってから全く利用しない休眠カードになる可能性が高いのです。

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無条件で年会費が無料になるクレジットカードは提携カードに多くなっています。提携先が年会費を負担することができるからです。

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しかし不況が長引いているため提携先企業にも余裕がなくなっています。無条件で年会費無料のカードも条件付きに変更されているケースが目立っています。

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◆ブラックリスト　クレジットカード業界ではブラックリストというものは存在せず、ネガ情報という言葉で統一されています。ネガ情報には個人信用情報機関が提供する社外ネガと、自社で保有している社内ネガ情報があります。

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過去にはブラックリストと言われていた情報が存在していたのは事実です。個人情報保護法ができる以前のことで個人信用情報機関も存在していなかった頃のことです。

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クレジット会社の各地域で支払い遅延者のリストを交換していましたが、本人の了解を得ていないので個人情報保護法が施行されてからは存在しなくなりました。

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また個人信用情報機関の発達によって限られた地域だけではなく全国レベルの情報が参照できるようになったので、必然的に不要になったとも言えます。

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現在のネガ情報はリスト化されていません。クレジットカードなどの新規申込があった時だけ、審査のために参照することができます。

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ネガ情報に限らず個人情報をリスト化することは大量の情報漏えいにつながるので、端末で参照することしかできなくなっているのです。